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『ハチ公物語』、「ハリウッドでリメイク」の胡散くささ

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「『ハチ公物語』(1987)、ハリウッドでリメイク」というニュースを知った(『HACHI約束の犬』というタイトル)。
主演はリチャード・ギア。監督は、『ギルバート・グレイプ』、『サイダーハウス・ルール』で知られるあのラッセ・ハルストレム。

日本での配給は松竹とフジテレビのようだが、とりわけフジテレビは、自社のチャンネルと同じ8(=ハチ)つながりということで(そんな企画で決定していいのか?)、開局50周年記念映画のひとつにこの映画を位置づけ、8月8日公開という周到な準備までしている……(ほんと、そんな企画でいいのか?)。

とはいえ、ちょっと待てよ。こんな映画、そもそもアメリカで需要があるのだろうか?

この作品について、日本語の環境で検索をかけると、けっこうな量の記事があるし、リチャード・ギアがオスカー候補にあがっているとまで書いているものもあった。

しかしながら、原題(Haciko, A Dog's Story)で検索をかけると、めぼしい記事がパタリとなくなってしまうのだ。インターネット・ムービー・データベース(IMDB)からのオフィシャル・サイトへのリンクが、最初から日本のそれに飛ぶようになっているし…。英語版のウィキペディアでも、日本の公開日だけがなぜか書かれている。どうやら、今のところ、アメリカでは公開日も決まっていないような感じ。

つまりはこれ、「ハリウッド製」というブランドを纏って、それを逆輸入するという、最初から日本市場をターゲットにした上記の二社を中心にした企画ってことなんですかねえ? なんだかなあ…。

フジテレビ主導の映画にはロクでもないのが多いけれど、「開局50周年記念」と銘打った映画に、今のところとんでもなく胡散くささを漂わせる作品を持ってくるあたりが「フジテレビらしさ」なのかもしれない。まだ、見ていないから分からないけれど、ある意味では今から待ち遠しい映画である。

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